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お歳暮が届いたら、まず必要なのはお礼の言葉です。品物を送り返すことではありません。ですが、いざとなると「電話で何と言えばいいか分からない」と迷う人は多いようです。
- まず2〜3日以内にお礼を伝える。品物を返すのは後回しでよい
- 電話・LINE・メール・お礼状、どれでも失礼にはあたらない
- 迷ったら「届いたこと」「感謝」「相手を気遣う一言」の3つだけ言う
- 品物を返すのは「対等な関係」か「今後は辞退したい」ときだけ
電話で伝える場合|そのまま使える言い方
電話は最も丁寧で、目上の相手や取引先に向いています。長く話す必要はありません。用件は3つだけで足ります。
「お歳暮届きました。いつもお心遣いいただいて、ありがとうございます。お変わりありませんか」
「お歳暮届きました。いつもご丁寧にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします」
「恐縮です」「痛み入ります」まで付けると硬くなりすぎることがあります。感謝の言葉が1つ入っていれば十分です。相手が忙しそうであれば、1分程度で切り上げて構いません。
LINE・メールで伝える場合|文例
友人・同僚など気心の知れた相手には、LINEやメールで十分です。目上の相手には電話か手紙のほうが丁寧ですが、形式にこだわって連絡が遅れるより、早く伝えるほうが優先されます。
「お歳暮ありがとう!◯◯、すごく美味しそう。年末、体に気をつけてね」
「お世話になっております。本日、結構なお品をご恵送いただき誠にありがとうございます。厚く御礼申し上げます。今後とも変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いいたします」
LINEは相手との距離が近い場合に限ってください。目上の相手にLINEで済ませると、かえって軽く見られることがあります。
お礼状(手紙)の文例|個人・ビジネス
手紙は最も丁寧な形式です。必須ではありませんが、目上の相手や、特にお世話になった相手には印象が変わります。
拝啓 寒さ厳しき折、皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのことと存じます。このたびは結構なお歳暮の品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。日頃のご厚情に、あらためて感謝申し上げます。寒さ厳しき折、どうぞご自愛ください。 敬具
拝啓 歳末の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。このたびはご丁寧なお歳暮の品を頂戴し、厚く御礼申し上げます。本年中の格別のお引き立てに感謝申し上げますとともに、来年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。 敬具
手紙は届くまで数日かかります。先に電話かメールで一報し、後から手紙を送る形にすると、お礼が遅れて見える心配がありません。
品物を返すべきか|返すのは2パターンだけ
お礼の言葉とは別に、品物を返す(お返しをする)かどうかは、また別の判断です。お歳暮は本来お返し不要です。返すのは次の場合に限ります。
- 対等な関係:友人・同僚など、一方通行だと相手が気にする関係
- 今後は辞退したい:同額を返すことで「今回で結構です」を穏やかに伝えられる
親戚間で定着したやりとりの考え方はお歳暮を親戚へ、友人・同僚への贈り方はお歳暮を友人・同僚へで扱っています。
| いただいた品 | 返す目安 | 意図 |
|---|---|---|
| 3,000円台 | 3,000円前後 | やりとりを続ける |
| 5,000円台 | 3,000〜5,000円 | やりとりを続ける |
| いずれも | 同額以上 | ★今後は辞退したい |
運営者が贈答の場で見てきた範囲では、もらった側は値段を調べていることが多いようです。返す金額が同額程度か、明確に上回るか。どちらも相手には伝わると考えて選んでください。金額の考え方はお歳暮の相場はいくら?も参考になります。
返す品は「消えるもの」が無難
品物を返すと決めたら、相手に負担を残さない品を選びます。個包装で日持ちし、常温で置けるものが扱いやすい選択です。
時期を過ぎたら表書きを変える
年内に間に合えば「御歳暮」で贈ります。過ぎた場合は表書きを変えてください。1月1〜7日(関西は15日まで)は御年賀、それ以降〜立春は寒中御見舞(目上には寒中御伺)です。詳しくはお歳暮はいつからいつまで?、のしの選び方はお歳暮ののしはこう選ぶにまとめました。
受け取りを辞退したいとき
今後のやりとりを控えたい場合、黙って返さないより、一度だけ同額以上を返して意思を示すほうが穏やかです。お礼の連絡に「どうぞお気遣いなく」と添えます。自分から贈るのをやめたい場合の伝え方はお歳暮をやめたい・今年で最後にしたいで扱っています。
受け取ったときのチェックリスト
- 到着から2〜3日以内にお礼を伝えた
- 相手との関係に合う手段(電話・LINE・メール・お礼状)を選んだ
- 返すかどうかを、関係で判断した
- 返す場合、金額が過大になっていない
- 時期に合った表書きを選んだ
逆に、自分が贈る側として品物に添える手紙はお歳暮の添え状・送り状の例文にまとめています。
よくある質問
お歳暮のお礼、電話で何て言えばいいですか?
「お歳暮届きました。ありがとうございます」に、感謝の一言を添えるだけで十分です。長話にする必要はありません。相手との関係によって、個人宛てなら親しみを込めて、会社宛てなら丁寧な言い回しにしてください。
お礼はLINEやメールでもよいですか?
関係によります。友人・同僚なら問題ありません。目上の相手や取引先には、電話か手紙のほうが丁寧です。ただし形式にこだわって遅れるより、早く伝えるほうが大切です。
お返し(品物)をしないと失礼になりませんか?
お歳暮は本来お返し不要なので、お礼を伝えていれば失礼にはあたりません。返礼がないことを気にする相手なら、そもそも対等な関係なので、翌年から相互に贈る形にすれば整います。
会社宛てに届いた場合はどうしますか?
個人ではなく会社として受け取っているので、担当部署の慣例に従ってください。個人的に返す必要はありませんが、担当者からお礼の連絡は入れます。
喪中の相手からいただいたら?
お歳暮はお祝いではないため、喪中でも受け取って差し支えありません。お礼も通常どおりで構いません。詳しくは喪中のお歳暮で扱っています。
まとめ
お歳暮のお礼で最初に必要なのは、品物を返すことではなく言葉を伝えることです。電話でもLINEでもメールでも、届いたことと感謝の一言があれば十分に伝わります。
品物を返すかどうかは、その先の話です。対等な関係か、今後は辞退したいときだけ返す。金額そのものが意思表示になる点だけ、覚えておくと迷いません。
価格・在庫・仕様は変わります。購入前に各商品ページで最新の情報をご確認ください。



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