お歳暮を選ぶとき、多くの人は「失礼にならないか」を気にします。ただ、実際に受け取る側が困るのは、失礼かどうかとは別のところです。この記事では、もらう側から見て何が困り、何が嬉しいのかを整理します。
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先に書いておくと、もらった人は口に出さないだけで、値段をけっこうしっかり調べています。ここを前提にすると、選び方が変わります。
もらう側の負担は、届くタイミングでも変わります。お歳暮を贈る時期の考え方も参考にしてください。
結論:困るのは「量」より、置きどころのない気持ち
困る物
- 値段が読めない品は、相手に判断を強います
- 置き場所を奪う品は、年末ほど負担になります
- 好意は分かるが使い道がない品は、開けられないまま人に回ります
嬉しい物
- 高い物(値段で伝わる)
- 誰かの役に立つ物(間接的な貢献)
- 自分では買いにくい物(話題の品)
もらう側は、値段を調べています
これは、贈る側からは見えにくい話です。
当サイトの運営者は、贈る側としても、もらう側としても、これを何度も感じてきました。どれだけ「良い品なので」と言葉を添えても、最終的な印象を決めるのは値段だったという場面があります。品名を調べれば価格が分かる時代なので、調べようと思えば誰でも調べられます。
これは相手が失礼なのではありません。受け取った側は、どのくらいのお返しをすべきかを考えるために調べるのです。だから、値段が読めない品はそれ自体が負担になります。相場の考え方はお歳暮の相場にまとめています。
困る物1:値段が読めない品
珍しい品や、産地限定の品は、受け取った側が価格を判断できないことがあります。喜ばれることもありますが、相手が几帳面な人ほど「これはいくらのものだろう」と考え込ませます。
目安が分かる品を選ぶか、あるいは値段が分からなくても気にならない関係かどうかで決めてください。
困る物2:置き場所を奪う品
年末は、冷蔵庫も戸棚も余裕がありません。しかも他の人からも届きます。冷蔵・冷凍の大きな品は、受け取った瞬間から「いつ食べるか」を考えさせることになります。
量と日持ちの具体的な目安は食べきれない・日持ちしないを避けるお歳暮に品目別でまとめました。
困る物3:好意は分かるが、使い道がない品
ここが一番書きにくいところです。
当サイトの運営者は、贈った品が開けられないまま家族や親戚へ渡っていくのを見たことがあります。そして自分自身も、もらった側として同じことをしてきました。悪気があるわけではありません。使い道が浮かばないまま置いておくより、使う人の手に渡ったほうがいい、という判断です。
対策として「相手の趣味嗜好に合わせる」を試したこともあります。それでも回されることはありました。好みに合わせたつもりでも、相手にはもう同じものがある、量が多い、今食べたいものではない——理由はいくらでもあります。
飲まない相手に届いたお酒は、この3つ目の典型です。贈ってよい相手かどうかの見分け方はお酒を贈るかどうかの判断にまとめました。
嬉しい物は、3つに分かれます
では何が嬉しいのか。運営者の実感として、はっきり喜ばれるのは次の3つです。
1. 単純に、高い物
身も蓋もありませんが、値段で伝わります。上で書いたとおり調べられるので、金額はそのまま気持ちの大きさとして受け取られます。無理をする必要はありませんが、迷ったときに金額を上げる判断は、外れません。
2. 受け取った人が、間接的に何かへ貢献できる物
これが一番効きます。
たとえば相手の出身地の名産を選び、「地元にお金が落ちるように選びました」と伝える。これは実際に喜ばれた方法です。品物の価値だけでなく、選んだ理由が乗るので、値段の話から離れられます。
産直品やふるさとの品は、「あなたのために選んだ」が具体的に説明できる数少ない選択肢です。
3. 自分では買いにくい、話題の物
流行っているのは知っているけれど、自分のお金で買うのは少し照れる。そういう品があります。買えばミーハーだと思われそうで手が出ない、でも人からもらえば話題についていける——この照れを代わりに越えてあげるのが、贈り物の使いどころです。
3つに共通しているのは、質です
運営者が最終的に行き着いた基準は、好みに合うかどうかより品物そのものが良いかどうかでした。
もらった本人がすぐに価値に気づかなくても、渡った先の誰かが「これ、いいものだね」と言えば、話は本人のところへ戻ってきます。渡っていくことを止めるより、渡った先で評価される品を選ぶほうが現実的です。その評価は、最後には贈った人の印象として残ります。
相手の好みが分からないときほど、種類を増やすより、質を一段上げるほうが確実です。総合ギフトショップなら、予算を決めたうえで質の水準から選べます。
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相手別の考え方
上司へ贈る場合は、金額と形式の条件が先に来ます。お歳暮を上司に贈るのは失礼?に3つの条件をまとめました。そもそも贈るべきか迷っているなら、送らないという判断もあります。
- 単純に、高い物(値段で伝わる)
- 受け取った人が、間接的に何かへ貢献できる物
- 自分では買いにくい、話題の物
- ★3つに共通しているのは品物そのものの質
受け取った側としてお返しをどうするかは、お歳暮にお返しは必要?で扱っています。
まとめ
もらう側が困るのは、値段が読めない品、置き場所を奪う品、使い道がない品です。嬉しいのは、高い物、誰かの役に立てる物、自分では買いにくい物の3つです。
そして、どれを選ぶにしても品物そのものの質が効きます。相手が価値に気づかなくても、周りの誰かが気づきます。種類を増やすより、一段だけ良いものを——これが、回されても損をしない選び方です。



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